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Ankerの人気イヤホン「Soundcore Liberty Air 2 Pro」を徹底レビュー!使ってわかったメリットやデメリットとは?

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周囲の音をかき消すことができるノイズキャンセリングイヤホン。
電車での通勤や、集中して仕事や勉強に取り組みたい時に非常に便利なアイテムです。

しかし、機能を求めると高価格帯になってしまったり、安すぎると使い物にならなかったりと、なかなか製品選びが難しいアイテムでもあります。

「価格と性能のちょうどいいバランスに優れたモデルはないかな??」
そんな方におすすめしたいのが、Ankerが販売している「Soundcore Liberty Air2 Pro」です。

音質・機能・価格のバランスが非常に優れている多くのユーザーにおすすめできます。

今回はそんな「Soundcore Liberty Air2 Pro」を徹底レビュー。
ワイヤレスイヤホン選びに悩まれている方は、ぜひ参考にしてみてください。

まずはSoundcore Liberty Air2 Proの基本情報を確認


まずはSoundcore Liberty Air2 Proのスペック面から確認していきます。
製品の詳細は以下のとおりです。

製品名 Soundcore Liberty Air2 Pro
形状 カナル型
再生周波数帯域 20Hz〜20kHz
対応コーデック ・SBC
・AAC
・LDAC(アップデートで対応)
Bluetoothバージョン 5.0
ノイズキャンセリング機能
外部音取り込み機能
防水規格 IPX4
充電方式 USB-C/Qi充電
連続再生時間 ノイズキャンセリング:最大6時間
外音取り込み:最大6.5時間
通常:最大7時間
重量 62g
同梱物 ・イヤホン本体
・充電ケース
・イヤーチップ(9種類のサイズ)
・USB A to C ケーブル
・クイックスタートガイド
・マニュアル
公式価格 12,980円(税込)

他の製品など比較する際などにぜひご利用ください。

Soundcore Liberty Air2 Proのレビュー!使い方も確認


それでは、いよいよSoundcore Liberty Air2 Proのレビューを行っていきます。

今回、以下の4つの観点を中心にレビューしていきます。

  • デザイン
  • 音質
  • 機能性
  • 操作性

それでは、確認していきましょう。

デザイン:落ち着きのあるデザイン

それでは、デザインから確認していきましょう。
まず良いと感じたのが、そのコンパクトさ。

充電ケース込みで重量は約62gと非常に軽く、持ち運びに苦労することはありません。

どんな大きさのポケットにも入れておくことができるでしょう。

見た目は派手さのない、落ち着いた高級感のあるデザイン。
全体的にマット仕上げとなっているので、どんな空間にも溶け込んでくれます。

イヤホン本体の形状はスティック型を採用。
ケースから取り外しがしやすく、非常に使いやすいです。

マグネットが付いているため、収納するときもラクラク収納できます。

カラーは全部で「ブラック」「ホワイト」「ネイビー」「ピンク」の4色展開。

決まったカラーのみしか販売していないノイズキャンセリングイヤホンも多い中、自分の好きなカラーを選べる点も嬉しいですよね。

音質:ほどよく味付けされた楽しいサウンド


続いて、イヤホンで最も大事な要素のひとつである音質の確認を行っていきます。

本機の音を一言で表すと「ダイナミックなサウンド」。

原音をそのまま鳴らすモニター寄りの音ではなく、味付けの効いたドンシャリサウンドでどんな曲でも楽しく聴くことができます。

特に低域は量感が多く、低音が好きな方は満足できるはずです。
ただ、人によっては高音域が刺さり気味に感じることもあるかもしれません。

機能性:3種類のモードが便利

次に機能性をチェックしていきましょう。

Soundcore Liberty Air2 Proには「ノイズキャンセリング」「外音取り込み」「通常」という3つのモードが搭載されています。

まずは「ノイズキャンセリング」性能から確認していきましょう。

1万円台のイヤホンということもあり、そこまで期待していなかったノイズキャンセリング性能ですが、これがなかなかすごい!

機能をオンにした瞬間に、一瞬で外部の音をカットしてくれます。

さらに専用アプリ「Soundcore」を利用することで、ノイズキャンセリングの強さを調節することが可能です。

「交通機関モード」は最もノイズキャンセリングが強いモード。
周囲の大きな音をかなり遮断してくれるので、電車や飛行機などの移動中に力を発揮してくれるでしょう。

「屋外モード」「屋内モード」では、ほどよくノイズをカットしてくれるので、強いノイズキャンセリングが苦手な方におすすめです。

「外音取り込み」は付けたまま会話ができる便利な機能。
さすがに高価格帯のイヤホンと比較すると、自然さに欠けてしまいますが、全然普段使いできるレベルです。

アナウンスを聞き逃したくない時や、散歩中など周囲の音を確認したい場合などには重宝するでしょう。

「通常モード」は他のイヤホンと同様な使用感。
バッテリーを持たせたい時に使うと良いでしょう。

操作性:使い方も非常に簡単


続いて、操作性を確認していきます。
イヤホン本体ではタッチセンサーを用いた操作が可能です。
タッチセンサーで使える主な操作は以下の通り。

  • 再生/一時停止:右を2回タップ
  • 次の曲へ:左を2回タップ
  • 受話:2回タップ
  • 電話を切る:2秒長押し
  • ノイキャン/外音取り込み/通常切り替え:右を2秒長押し

音楽再生に必要なほとんどの操作はイヤホンだけで行えます。

また、専用アプリを使えば、各操作アクションに好きな機能を割り当てることが可能。

イコライザー設定なども行うことができ、自分好みのイヤホンにカスタマイズすることができます。

使ってわかったSoundcore Liberty Air2 Proのメリット・デメリット


続いて、使ってみてわかったSoundcore Liberty Air2 Proのメリット・デメリットを解説していきます。

使ってわかった主なメリットやデメリットは次の通りです。

  • メリット①:メリハリのあるサウンドが楽しめる
  • メリット②:コストパフォーマンスが良い
  • デメリット①:操作に慣れが必要
  • デメリット②:高音が人によっては刺さる

メリット①:メリハリのあるサウンドが楽しめる

まずはメリットから紹介していきます。
Soundcore Liberty Air2 Proを利用する1つ目のメリットは、メリハリのあるサウンドが楽しめる点です。

レビューのところでも触れましたが、本機の音は低音と高音が強めで、迫力があります。
サウンドの質も高く、音質の良さは数多く出ているAnkerのイヤホンの中でも上位。

音楽だけでなく、映画やゲームでの利用もより臨場感のあるサウンドで楽しめるのでおすすめです。

メリット②:コストパフォーマンスが良い

Soundcore Liberty Air2 Proのメリットは、コストパフォーマンスが良い点です。

本イヤホンはどんなジャンルも楽しめる優れた音質、強力なノイズキャンセリングを持っているのにも関わらず、1万円台前半で購入可能。

3万円以上を超えるノイズキャンセリング搭載のワイヤレスイヤホンも多い中、音質や機能性を考えると破格と言えます。

初めて購入するワイヤレスイヤホンとしてもおすすめです。

デメリット①:操作に慣れが必要

続いて、Soundcore Liberty Air2 Proのデメリットを紹介していきます。
1つ目のデメリットは操作に慣れが必要な点です。

先述した通り、Soundcore Liberty Air2 Proでは本体にタッチセンサーを用いて操作を行います。

2回タップや2秒長押し、また左右のどっちに触れるかによっても操作が変化。
この各操作が慣れるまではなかなか大変です。

また、物理ボタンではないので、慣れないうちは誤操作が割と多くなってしまいます。
物理ボタンが好みの方は、使いづらく感じてしまうことが多いでしょう。

デメリット②:高音が人によっては刺さる

2つ目のデメリットは、高音が人によっては刺さり気味に感じてしまう点です。
レビューで触れた通り、本機は高音と低音を強調したドンシャリサウンド。

音楽に迫力を与えてくれる味付けですが、これが人によっては刺さって聴こえることがあります。
フラットな音を求める方は、別のイヤホンを購入した方が良いでしょう。

Soundcore Liberty Air2 Proに関する口コミや評判

ここまでSoundcore Liberty Air2 Proをレビューしてきました。
ところが、製品に対する感想は人によってさまざまです。

そこで、ここからはSoundcore Liberty Air2 Proに関する口コミや評判を紹介していきます。

購入するか悩んでいる方は、ぜひ多くのユーザーの意見を見ながら、自分に合っているか考えてみてください。

Soundcore Liberty Air2 Proの口コミ

良い意見で最も多かったのが、「コスパの良さ」を評価する意見。
やはり、強力なノイキャンと優れた音質を持っていながら、15,000円以下で購入できるのはかなり破格なようです。

コスパを重視する方にはかなりおすすめできます。

否定的な意見では、細かな使い勝手を指摘する声が多く見られました。

特に他のデバイスに接続を切り替えるときはペアリングを手動で切断しなければならず、複数のデバイスで利用する予定の方にとっては使いにくく感じるでしょう。

Soundcore Liberty Air2との比較


もともとSoundcore Liberty Air2 Proは、Soundcore Liberty Air2の上位モデルとして発売されたモデルです。

そこで、気になるのが2つのモデルの違いですよね。
ここからはSound Liberty Air2 ProとSoundcore Liberty Air2の違いについて解説していきます。

各製品のスペックは以下の通り。

製品名 Soundcore Liberty Air2 Pro Soundcore Liberty Air2
形状 カナル型 カナル型
再生周波数帯域 20Hz〜20kHz 20Hz〜20kHz
対応コーデック ・SBC
・AAC
・LDAC(アップデートで対応)
・SBC
・AAC
・aptX
Bluetoothバージョン 5.0 5.0
ノイズキャンセリング機能 ×
外部音取り込み機能 ×
防水規格 IPX4 IPX5
充電方式 USB-C/Qi充電 USB-C/Qi充電
連続再生時間 ノイズキャンセリング:最大6時間
外音取り込み:最大6.5時間
通常:最大7時間
最大7時間
重量 62g 53g
同梱物 ・イヤホン本体
・充電ケース
・イヤーチップ(9種類のサイズ)
・USB A to C ケーブル
・クイックスタートガイド
・マニュアル
・イヤホン本体
・充電ケース
・イヤーチップ(5種類のサイズ)
・USB A to Cケーブル
・クイックスタートガイド
・マニュアル
公式価格 12,980円(税込) 6,999円(税込)

比較してみると以下の点で違いがあることがわかりました。

  • 価格
  • 機能
  • 音質
  • 同梱物

それぞれのどんな違いがあるのか詳しく解説していきます。

価格

大きな違いとして挙げられるのが価格の違いです。
Soundcore Liberty Air2 Proの公式価格は12,980円。
対して、Soundcore Liberty Air2の公式価格は6,999円です。
約6,000円もの差があることになりますね。

とにかく安いものが欲しいのであれば、Liberty Air2、機能重視であればLiberty Air2 Proがおすすめです。

機能

2モデル間には機能の違いもあります。

本記事で述べてきたように、Soundcore Liberty Air2 Proには「ノイズキャンセリング機能」と「外音取込み機能」が搭載されています。

対して、下位モデルであるSoundcore Liberty Air2には「ノイズキャンセリング機能」と「外音取込み機能」は搭載されていません。

そのため、ノイズキャンセリングが欲しい場合は必然的にSoundcore Liberty Air2 Proの方を選ぶことになります。

防水規格も異なります。
Liberty Air2 Proの方はIPX4ですが、Liberty Air2はIPX5に対応。

下位モデルであるLiberty Air2の方が防水規格は優れています。

より強い防水性能を求めるのであれば、Liberty Air2の方がおすすめです。

他には対応コーデックの違いも。
Liberty Air2 Proは「SBC」「AAC」「LDAC」に対応しており、Liberty Air2は「SBC」「AAC」「aptX」に対応しています。

音質

Liberty Air2とは音質にも違いがあります。

上位モデルであるLiberty Air2 Proの方はドンシャリではあるものの、解像度が高いため、よりクリアな音に聴こえます。

下位モデルのLiberty Air2も同じドンシャリ傾向ですが、より低音が強く、パワフルな音を奏でてくれるイヤホンです。

好みなどによって評価は分かれますが、多くの人は上位モデルのLiberty Air2 Proの方が「音質が良い」と感じるでしょう。

同梱物

同梱物にも相違点があります。
Liberty Air2 Proの方には9種類のサイズのイヤーピースが同梱。

下位モデルのLiberty Air2の方は5種類のサイズが同梱されています。

上位モデルであるSoundcore Liberty Air2 Proの方がさまざまなサイズを使えるため、フィット感は高めやすいです。

Soundcore Liberty Air2 Proはこんな人におすすめ!


続いて、Soundcore Liberty Air2 Proがおすすめ人の特徴を紹介していきます。

Soundcore Liberty Air2 Proは以下のような人たちにおすすめです。

  • 1万円台でノイズキャンセリングイヤホンを探している人
  • ドンシャリサウンドが好きな人

Soundcore Liberty Air2 Proは、1万円台で購入できるイヤホンとは思えないほど、機能性と音質に優れています。

コスパを重視するのであれば間違いなく「買い」の商品です。

まとめ

今回はAnkerが誇る人気イヤホンSoundcore Liberty Air2 Proのレビューを行ってきました。

コストパフォーマンスに非常に優れているイヤホンで、初めてノイズキャンセリング付きのイヤホンとしてもおすすめです。

また、ワイヤレスイヤホンはレンタルすることも可能◎
新品購入に比べて、安い料金で使用感を試すことができます。

今まで有線しか使っていない人などはぜひ試してみてくださいね♪

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