ウルトラファインバブルは、直径1μm未満の大きさの泡のことをいいます。
ミラブルミストは、市販の化粧水にウルトラファインバブルを含ませてスプレーすることができる器具です。
ウルトラファインバブルは毛穴や肌のキメよりも小さい非常に細かな泡なので、化粧水の有効成分を角質層まで浸透させて肌にうるおいやもちもち感をもたらしてくれます。
ミラブルケアの特徴
ミラブルケアは化粧水を加圧して化粧水にウルトラファインバブルを含ませ、それをスプレーすることができる器具です。
直径1μm未満の大きさのウルトラファインバブルは肌のキメよりも小さいため、化粧水の美容成分をまとって肌の角質層まで届きます。
とろみがない粘度の低い化粧水を使う必要はありますが、その条件を満たしたものであれば、使用する化粧液は普段自分が使っているものがそのまま使えます。
加圧する際にはガスや電気を使わないので、使用する際にはコストがかからず、持ち運んで旅先などで使うこともできます。
普段の化粧水が使えるので肌に合わないというような心配もなく、ポンプで加圧するだけで手軽に使える製品です。
なおミラブルケアを開発したのは、ファインバブル専業メーカーのサイエンスです。
シャワーヘッドのミラブルzeroやミラブルplus、お風呂のミラブルバス、キッチン水栓のミラブルキッチンなど、ファインバブル技術を利用した様々な製品を開発していて、好評を得ています。
ミラブルケアの製品仕様
ミラブルケアの製品仕様は以下の通りです。
サイズ(ボトル径×高さ×奥行) | 約70×184×115mm |
質量 | 約300g |
内容液の目安 | 10~150ml |
吐出水(蒸留水)に含まれる気泡 | 平均サイズ120nm、気泡量1cc当たり約1億個 |
製造元/製造国 | 株式会社サイエンス/日本 |
ミラブルケアの使い方・お手入れ方法
ミラブルケアの使い方はとても簡単です。「化粧水を入れる」「ポンピング」「レバーを引く」の3ステップで使えます。
それぞれのステップについて、注意点などを補足しつつ、詳しく説明します。
ステップ1 化粧水を入れる
ボトルを持って、ポンプ部分を回転させて外します。
このときレバー部分を持って力を入れると故障の原因となるので、フタを持って回してください。
最初に使う時は、レバーの根本のところについているストッパーを外してください。
ストッパーをはめておくとレバーが動きません。
ミラブルケアを外出先で使う際には、ストッパーをはめて持ち運ぶので、ストッパーは失くさないように保管しておいてください。
ポンプ部分が外れたら、化粧水を約10㏄~150㏄入れます。
ボトルの内側にある線以上には入れないように気を付けてください。
線はボトルの3分の1くらいの高さのところにあります。
線を越えて化粧水を入れると加圧が上手くできず、スプレーできません。
入れる化粧水は、とろみのないサラッとしたものを使ってください。
推奨される粘度の数値としては10mpa/秒となっています。
身近にあるものとしては、ウスターソースが同じくらいの粘度です。
適正な粘度が分かりにくい場合は、実際に使ってみて試してみるといいでしょう。
またミラブルケアにはチューブホルダーが2つ同梱されています。
黒色のチューブホルダーがサラッとした化粧水用、半透明のチューブホルダーは少し粘度が高い化粧水用です。
ステップ2 ポンピング
化粧水をボトルに入れたら、フタを回してしっかり締めます。
フタがしっかり締まっていないと空気が抜けて加圧できません。
フタが締まったら、ボトルを安定した机などの上に置いて、フタの上部にあるピストンレバーを上下させて加圧します。
ピストンレバーが固くなり簡単に動かせなくなった状態から、あと1回~3回程度ピストンを上下されば、ポンピング終了です。
ステップ3 レバーを引く
ポンピングが終わったら、後はレバーを引けば化粧水が噴射されます。
勢いよく噴射することがあるので注意してください。
噴射の勢いはレバーの握り込み具合である程度調節できます。
顔に直接噴射することも、手やコットンに一度とって塗り広げることもできます。
ミラブルケアのウルトラファインバブルは非常に小さな泡なので、液体の中に気泡のまま長時間持続します。
短時間ではじけて消えてしまうことはなく、手やコットンに取った場合でもウルトラファインバブルの効果は変わりません。
安心して自分の好きなやり方で使ってください。
ミラブルケアは一旦噴射するとボトル内の圧力が下がって、噴射できなくなることがあります。
続けて噴射する時は、再度ポンピングからやり直してください。
使い終わった後は、フタを軽くゆるめてボトル内部の圧力をさげておきます。
冷蔵保存をする必要がある化粧水を使っている場合は、ミラブルケアごと冷蔵庫に保存することができます。
お手入れ方法
ミラブルケアは電気もガスも使わないので、メンテナンスの手間はほとんどかかりません。
ただ定期的にお手入れをしないと、ノズルが詰まって噴射に支障が出ることがあります。
ボトル内の化粧水を使い切ったタイミングで、ボトルとスプレーを洗浄してください。
洗浄の際は、まずボトルを水道水で洗います。
化粧水のぬめりがなくなるまで、しっかり洗ってください。
次に洗ったボトルの内側の線まで水道水を入れてフタを締め、化粧水を入れて使うときと同じ要領でポンピングを行います。
ポンピングが終わったら、レバーを最後まで引いてボトル内の水道水を噴射させます。
この噴射によって、チューブやスプレーの内部が洗浄されます。
ボトルやスプレーを乾いた柔らかい布で拭いてください。
残った水気もしっかり乾燥させます。
ミラブルケアの口コミの評判は?
使い方をご理解いただいたところで、口コミの評判をご紹介します。
良い口コミとしては、ミラブルケアを使った際の化粧水の浸透力の高さを評価するものが目立ちます。
ミラブルケア
シャワーと相まって良い。カサカサかつアブラっぽいのが抑えられてる。
夜化粧水ぬると、朝は不要なくらい🤭
何よりコレを使うと丁寧に化粧水塗るようになるから、意識が高まっていいね😂✨ちなみに凹みたいなとこが上下するので、自転車の空気入れみたいにスコスコして噴射します😄 pic.twitter.com/2ytAe86rTE
— よっち(オーディオ・くま・写真・ドラ厶・ガジェット) (@yocchi1) February 25, 2022
悪い口コミもないわけではありません。
具体的には価格相当の価値を感じないという声がありますが、ミラブルケアを化粧水を噴射する霧吹きのようなものと考えている人は割高に感じるようです。
「色んな化粧水で試してみましたが
思ったよりも霧状にならず
これだとスプレー式の物のがいい感じがしました
3万円の、価値が見いだせないです。」引用:Amazon
ミラブルケアの価値は、化粧水にウルトラファインバブルを含ませて浸透力を上げる点にあります。
噴射する水滴は一般的なハンディミストよりもむしろ大きめです。
単に化粧水をスプレーするだけの製品ではないことを理解した上で、ミラブルケアを使ってください。
ミラブルケアのメリット・デメリット
繰り返しになりますが、最後にミラブルケアのメリット・デメリットについて簡単にまとめておきます。
メリット1 ウルトラファインバブルの浸透力
メリットの一つ目は、普段の化粧水にウルトラファインバブルを含ませることで、浸透力を上げられることです。
高価な化粧水でなくても、高い浸透力が得られるので、結果的にコストも抑えられます。
メリット2 ランニングコストがかからない
ミラブルケアはガスも電気も使わないので、噴射する化粧水の費用以外にはコストがかかりません。
メリット3 簡単に使える
ミラブルケアは、化粧水をボトルに入れて、ポンピングをすれば、それだけでスプレーできます。
手軽に使えて、お手入れも基本的に水洗いするだけです。
デメリット1 使うたびにポンピングが必要
ガスや電気を使わないことはミラブルケアのメリットなのですが、このことは逆に言うと毎回ポンピングをしなければ使えないということも意味しています。
特に忙しい朝の時間に使いたいというような人の場合、ポンピングにかかる時間や手間がデメリットになります。
デメリット2 単なるスプレーと考えると高価
口コミの解説のところでも書きましたが、ミラブルケアを単なるスプレーと考えると、かなり高い買い物となります。
ウルトラファインバブルの効果についてよく知った上で、納得して購入されることをおすすめします。
効果について疑問が残る人は、購入する前にレンタルして使ってみるのもいいでしょう。
まとめ
化粧水にウルトラファインバブルを含ませることで浸透力を高めるミラブルケアを紹介しました。
サラッとしたものなら普段使っている化粧水をそのまま使えるので、長い目で見れば経済的な製品です。
それでも価格が高いと感じる人は、まずはレンタルで効果を確かめてみることをおすすめします。