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【レビュー】ソニーのFDR-AX60を徹底解説!口コミや類似のFDR-AX45も比較

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ソニーのFDR-AX60が気になるけれど、性能やレビューをより知りたい方には必見の内容をこの記事では紹介していきます。

具体的には、FDR-AX60の特徴やメリット・デメリットの解説から多数の口コミ、類似機種のFDR-AX45との比較までを網羅している内容なので購入を考えている人の参考になるはずです。

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4Kビデオカメラは必要か

4Kビデオカメラとは

4Kタイプビデオカメラは、HDタイプと比較して4倍の解像度で撮影可能であり、4Kビデオカメラで撮影しておけば、あとから4K対応のテレビで高画質な動画を楽しめます。

子供の成長や思い出は取り直しができません。ひとつひとつの大切な思い出を、キレイな映像で後悔なく記録したい方には、4Kビデオカメラは必須のアイテムです。

ソニー FDR-AX60とは

ソニー-FDR-AX60とは

ソニーが現在発売している最新のビデオカメラは、4K対応タイプ4機種、HDタイプ3機種と合計7機種あります。FDR-AX60は、4Kデジタルビデオカメラの上位機種であり、FDR-AX45の後継機種です。

以下表は詳細スペックです。

手振れ補正 空間光学手振れ補正
動画有効画素数 829万画素
静止画記録画素数 1660万画素
記録メディア 64GB
ワイド端 広角26.8mm
光学ズーム 20倍
4Kズーム※全画素超解像 30倍
HDズーム※全画素超解像 40倍
連続撮影時間 2時間40分
ビューファインダー あり
フォーカス 自動/手動(マニュアルリング・タッチパネル)
ナイトショット あり
本体重量 約535g

空間光学手振れ補正

FDR-AX60の最大の特徴は、空間光学手振れ補正です。
従来の方式では、レンズ1枚が可動し手振れ補正するのに対し、FDR-AX60はレンズとイメージセンサーのユニット全体が動きます。

ユニットが宙に浮いた状態になるためカメラの揺れを吸収し、強力な手振れ補正が可能です。
空間光学手振れ補正は、従来よりも13倍の補正力があります。

空間光学手振れ補正

ソニー独自開発の4K高画質技術

2つめの特徴はソニー独自開発の4K高画質技術です。
ZEISS(ツァイス)バリオ・ゾナーT*レンズ、Exmor R CMOSセンサー、BIONZ Xの3つの技術が、4K高画質撮影を実現しています。

ソニー独自開発の4K高画質技術

ツァイスレンズとは

ツァイスレンズは、ソニーとツァイスが共同開発した高性能レンズです。
透明感、立体感、ボケ味など被写体の細部までを再現し、T*コーティングにより、画質低下の原因となるフレアやゴーストを低減します。

CMOSセンサーとは

CMOSセンサーは、レンズからの光を電気信号に変換するイメージセンサーです。
Exmor R CMOSセンサーは、従来のCMOSセンサーよりも入射光を効率よく利用できるため、暗所でも低ノイズで撮影できます。

BIONZ Xとは

BIONZ Xは、高性能画像処理エンジンです。
高負荷な処理も高速で行えるため、高い解像度での撮影と被写体の自然な描写を再現できます。

上位機種ならでは便利機能を搭載

FDR-AX60は、ビューファインダー、マニュアルレンズリングを搭載、さらにナイトショット機能まであります。

光の反射で液晶モニターが見ずらい際はビューファインダーを覗きながらの撮影が可能です。
また、マニュアルレンズリングにより、被写体を手前から奥に変えるなどの意図的なピント対象の変更ができます。

ナイトショット機能は、赤外線を使用しているためライトをつけずに被写体の撮影が可能です。

ソニーFDR-AX60_機能

ショートムービー自動作成&簡単シェア機能付き

ハイライトムービーメーカ機能により、撮影した動画から最適な場面を抽出し、MP4形式で自動でショートムービーを作成します。

ソニーFDR-AX60_ショートムービー

専用アプリImaging Edge Mobileと連携し、スマホへの簡単転送が可能です。

FDR-AX60のメリット・デメリット

FDR-AX60の特徴について紹介してきました。
本章では、FDR-AX60がユーザに与えるメリット・デメリットをご紹介します。

動きのあるシーン撮影で大活躍

FDR-AX60は、動きのあるシーンを撮影する時に役立ちます。

運動会や野球大会でお子さんの活躍する姿や、こどもと一緒に歩き撮りした映像をあとから見返すと、手振れによって上手く撮れていないことも多々あるはずです。

FDR-AX60では、空間光学手振れ補正により、手振れ補正力が高いため、ぶれることなく撮影ができます。

強力な手振れ補正、また瞬時にピントを合わすオートフォーカス機能や被写体にピントを合わせ続けるロックオンAF機能も実装しているため、被写体が動くシーンを撮影するときは非常にオススメです。

ソニーFDR-AX60_メリット

こだわりの撮影も可能

マニュアルレンズリングにより、タッチパネルではなく手動でピントを変更できます。
後ろの背景にピントを合わせてから、手前の被写体にピントあわせるなどの演出も可能です。

マニュアルレンズリングでのピント調整は慣れるまでに時間はかかりますが、一度慣れるとスムーズにピント調整できます。

オートフォーカスはピント調整のタイミングや度合を選べませんが、マニュアルレンズでは、ユーザーの思い通りにピント調整可能です。旅行先での風景映像や、植物などの動きが少ない被写体の動画撮影に向いています。

ソニーFDR-AX60_メリット1

おもいでムービーを簡単シェア

ハイライトムービーメーカー、無料のPC用ソフトウェアPlayMemories Home、スマホアプリのImaging Edge Mobileを組み合わすことで、おもいでムービーをBGM付きで簡単シェアできます。

こどものスポーツ映像、旅行先でのキレイな景色映像、せっかく記録した映像をそのままにせず、編集し友人にシェアしたい場面も多いはずです。

FDR-AX60のハイライトムービーメーカーで自動ムービー作成し、PlayMemories Homeにより、自動でBGMを挿入できます。さらに、Imaging Edge Mobileにより、作成したムービーをSNSへ手軽にアップが可能です。

ソニーFDR-AX60_メリット2

静止画撮影での恩恵は少ない

FDR-AX60は動画撮影に特化しているため、静止画撮影に点においては高画素カメラに負けてしまいます。

ソニーのデジタル一眼カメラα1の画素数は約5010万画素、対してFDR-AX60は1660万画素です。
ただし、一般的な撮影に必要な画素数は1600万画素であるため、十分な静止画の撮影スペックはあります。

ソニー FDR-AX60の口コミ紹介

本章では、FDR-AX60を実際に使用したユーザーの口コミを紹介します。
全体的に、高画質4K撮影、強力な手振れ補正がユーザーに高評価でした。

一方で静止画撮影の点においては、動画撮影ほど高性能ではないという意見もありました。

FDR-AX60とFDR-AX45を比較

ソニーFDR-AX60とFDR-AX45比較

※左:FDR-AX60 右:FDR-AX45
見た目に大きな違いはなく、ズーム性能、手振れ補正、内蔵メモリ64Gバイトと基本性能は一緒です。

相違点としては、FDR-AX60はビューファインダーとマニュアルレンズリングを搭載していますが、 FDR-AX45にはありません。

また、夜撮影に強いナイトショット機能に関してもFDR-AX60のみの機能です。以下表はFDR-AX60とFDR-AX45のスペック比較表になります。ピント演出、暗所での撮影をしたい方は、FDR-AX-60がオススメです。




項目 FDR-AX60 FDR-AX45
手振れ補正 空間光学手振れ補正 空間光学手振れ補正
動画有効画素数 829万画素 829万画素
静止画記録画素数 1660万画素 1660万画素
記録メディア 64GB 64GB
ワイド端 広角26.8mm 広角26.8mm
光学ズーム 20倍 20倍
4Kズーム※全画素超解像 30倍 30倍
HDズーム※全画素超解像 40倍 40倍
連続撮影時間 2時間40分 2時間40分
ビューファインダー あり なし
フォーカス 自動/手動(マニュアルリング・タッチパネル) 自動/手動(タッチパネル)
ナイトショット あり なし
本体重量 約535g 約535g


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まとめ

ソニーの4KデジタルビデオカメラFDR-AX60の特徴、メリット・デメリット、口コミまで紹介しました。
FDR-AX60の最大の特徴は空間光学手振れ補正と4K対応の高画質映像であり、ユーザー評価でも手振れ性能と高精細な映像は高評価でした。

さらには、マニュアルレンズリング、ナイトショットなど上位機種ならではの機能もあります。
是非購入を検討してみてはいかがでしょうか。

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