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【徹底レビュー】PowerShot G9X Mark Ⅱの実力はどう?製品の良い点・悪い点を詳しく解説

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優れた携帯性が魅力のキャノン製コンデジ「PowerShot G9X Mark Ⅱ」。
キャノンの販売するコンデジということもあり、購入しようか悩んでいる人も多いはずです。

今回はそんな「PowerShot G9X Mark Ⅱ」を詳しくレビューしていきます。

使ってみてわかった製品の強みや弱みの紹介だけでなく、他ユーザーの評判・口コミなどの紹介もしていますのでぜひ参考にしてみてください◎

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PowerShot G9X Mark Ⅱってどんなカメラ?製品の特徴を紹介

製品名 PowerShot G9X Mark II
有効画素数 2010万画素
センサー部 1型CMOS
焦点距離 10.2〜30.6mm
35mm換算焦点距離 28〜84mm
F値 F2〜F4.9
最短撮影距離 5cm
光学ズーム 3倍
デジタルズーム 4倍
撮影枚数 235枚
撮影感度 ISO125〜12800
動画 1980×1080/60fps
記録メディア ・SDカード
・SDHCカード
・SDXCカード
本体サイズ 98×57.9×31.3mm
本体重量 206g
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まずはPowerShot G9X Mark Ⅱのの製品特徴から解説していきます。

PowerShot G9X Mark Ⅱは日本の誇る大手光学メーカーCanonが販売するコンパクトデジタルカメラです。

そんな本製品には以下のような特徴があります。

  • 総重量206gのコンパクトボディ
  • 1.0型の大型CMOSセンサーを搭載
  • シルバーとブラックの2色展開

総重量206gのコンパクトボディ

まず特徴として挙げられるのが「小さく軽量なボディ」です。

PowerShot G9X Mark Ⅱの本体サイズはかなりコンパクト。

31.3mmという薄さなので、どんなスペースにも気軽に収納できます。

本体重量も総重量で206gとかなり軽量。
一般的な缶コーヒーよりも軽く、どんな場所にも気軽に持ち運びが可能です。

1.0型の大型CMOSセンサーを搭載

「大型のCMOSセンサーを搭載」していることもPowerShot G9X Mark Ⅱの大きな特徴のひとつ。

センサーが大きければ大きいほど、光を取り込みやすくなるため、より鮮明な写真を撮影可能に。

裏面照射型構造を採用することで、高感度撮影時でも解像度感と低ノイズの両立に成功しています。

シルバーとブラックの2色展開

PowerShot G9X Mark Ⅱはシルバーとブラックの2色展開で販売されています。

高性能なカメラは1種類のカラーしか販売されないケースが多いことを考えると、かなり大きな魅力です。

グリップ力の向上だけでなく、デザインのアクセントにもなっているグリップ部も大きなポイント。

樹脂に塗装を吹き込せることで、革のムラ感を表現しています。

性能だけでなく、デザインにもこだわられた素敵なカメラです。

PowerShot G9X Mark Ⅱを早速レビュー!使ってわかった良いポイントを紹介


それでは、いよいよ実際にPowerShot G9X Mark Ⅱをレビューしていきたいと思います。

実際に使ってみると、公式サイトの情報だけではわからないPowerShot G9X Mark Ⅱの魅力がたくさん発見できました。

これから購入を考えている人はぜひ参考にしてみてくださいね。

まずデザインが良い!

まずは外観のレビューから。
初めて製品を見て思った感想は「コンパクトでかわいい!」というものでした。

コンデジというだけあって、本体サイズはかなり小さめ。

普段、一眼レフを持ち歩いている人にとってはかなりコンパクトに感じるはずです。

本体デザインはボディ全体に使われているアルミの質感に、革風のグリップ部分がアクセントとなっておしゃれな見た目。

ブラックの場合は全体的が同じ色でまとまっていますが、シルバーの方はグリップ部分だけ違う色を利用しています。

好みに合わせて、好きなカラーを選択しましょう。

軽量&コンパクトなカメラはやっぱり便利


PowerShot G9X Mark Ⅱを使ってみて最初に思ったのが「軽量&コンパクトなカメラはやっぱり便利」ということ。

クオリティの高い写真撮影ができる点が魅力の一眼レフですが、なかなか気軽に使えないという大きな弱点があります。

撮影のたびに大きな本体とレンズを持っていくのはなかなか大変ですよね。

普段使い用として一眼レフカメラを購入した人の中には、数ヶ月で使うのをやめてしまい、結局スマホのカメラだけで撮影しているという人も多いのではないでしょうか。

その点、PowerShot G9X Mark Ⅱは軽量なため、気兼ねなく持ち運びが可能。

ちょっとした隙間に入れて持っていけるので、専用のカメラバックを用意する必要もありません。

とりあえず持っていって、撮りたいシーンに出会ったときにサッと取り出して、手軽に撮影できます。

初心者の人だけでなく、カメラ中上級者のサブカメラとしても優秀な1台です。

バッテリー持ちもGood

PowerShot G9X Mark Ⅱはバッテリー持ちもかなり優秀です。

公式サイトによると通常の静止画撮影は約235枚、エコモードの撮影時は約315枚の撮影が可能とのこと。

ですが、実際に使ってみると、スペック以上の枚数を撮影してもまだバッテリー切れは起こりませんでした。

撮影頻度が少ない人は一度の充電でかなりの期間利用することができるでしょう。

スマホと簡単に接続できてSNS投稿もラクラク

また、本機種はWi-Fi接続とBluetooth接続にも対応。
スマホなどに無線で簡単に接続することができ、PowerShot G9X Mark Ⅱで撮った画像データの共有も簡単です。

カメラを使わずにスマホだけで、カメラ内のデータ閲覧ができる点もGood。

わざわざカメラを取り出さずに、スマホだけで画像データのSNS投稿なども行えます。

ここが残念!PowerShot G9X Mark Ⅱの2つの不満点

次は実際に使ってわかったPowerShot G9X Mark Ⅱの不満点を紹介していきます。

使ってみてわかった主な不満点は以下の2つです。

  • モニター部分が動かない
  • ボケ感がやや弱め
  • 大きめの高級カメラには画質が劣る

モニター部分が動かない

1つ目の不満点として挙げられるのが「モニター部分が動かない」点です。

高級カメラにはモニター部分が動く製品も多いですが、PowerShot G9X Mark Ⅱのモニター部分は固定式。

そのため、ある程度撮影シーンは限られてしまいます。
PowerShot G9X Mark Ⅱは構図などにこだわりすぎず、手軽に使うのが良いでしょう。

ボケ感がやや弱め

次に紹介する不満点が「ボケ感がやや弱い」点です。

PowerShot G9X Mark Ⅱは発色や解像度は良いものの、ボケ感は抑えめ。

普段スマホで撮影しているのであれば、そこまで気にならないはずですが、よく本格的なカメラを利用している人は物足りなく感じてしまうでしょう。

大きめの高級カメラには画質が劣る

3つ目の不満点として挙げられるのが「大きめの高級カメラには画質が劣ってしまう」点。

PowerShot G9X Mark Ⅱは十分優秀なカメラですが、撮影性能だけをみると本機より優れた機種はいくらでもあります。

コンデジは本体サイズの制約上、搭載できるセンサーサイズが限られてしまうので、仕方のないことではありますが、気になる人も多いはずです。

PowerShot G9X Mark Ⅱの他ユーザーの評判をチェック

続いて、PowerShot G9X Mark Ⅱを使っている他ユーザーの評判を確認していきます。
使う人によって製品に対する評価は千差万別。

他ユーザーの評判を調べることで、新しい視点の意見を取り入れることができ、より製品について理解することができます。

今回は良い評判に加えて、悪い評判も集めていきますので、参考になること間違いなしですよ。

PowerShot G9X Mark Ⅱの良い評判

まずはPowerShot G9X Mark Ⅱの良い評判から見ていきましょう。

良い評判では「携帯性がよく、かなり使いやすい」という意見が多く見られました。

コンデジならではの軽量・コンパクトなボディはかなり持ち運びやすく、さまざまな場所で撮影できるのが大きな強み。

優秀なサブカメラを探している人に自信を持っておすすめできるカメラです。

他には「バッテリーの持ちが良い」「握りやすい形状が良い」といった意見が見られました。

PowerShot G9X Mark Ⅱの悪い評判

続いて、PowerShot G9X Mark Ⅱの悪い評判を確認していきます。

悪い評判を調査したところ、PowerShot G9X Mark Ⅱに関する否定的な意見はほとんど見られませんでした。

「一眼レフに撮影性能は劣る」ことを指摘している意見はあるものの、「携帯しやすい使いやすいカメラ」と割り切って購入している人がほとんど。

PowerShot G9X Mark Ⅱは「携帯性を重視したい人」におすすめのカメラです。

PowerShot G9X Mark Ⅱと旧製品G9Xの違いは?


続いて、PowerShot G9X Mark Ⅱの旧製品G9Xの違いについて解説していきます。

まずは各製品のスペック表を比較していきましょう。

製品名 PowerShot G9X Mark II PowerShot G9X
有効画素数 2010万画素 2020万画素
センサー部 1型CMOS 1型CMOS
焦点距離 10.2〜30.6mm
35mm換算焦点距離 28〜84mm 28〜84mm
F値 F2〜F4.9 F2〜F4.9
最短撮影距離 5cm 5cm
光学ズーム 3倍 3倍
デジタルズーム 4倍 4倍
撮影枚数 235枚 220枚
撮影感度 ISO125〜12800 ISO125〜12800
動画 1980×1080/60fps 1980×1080/60fps
記録メディア ・SDカード
・SDHCカード
・SDXCカード
・SDカード
・SDHCカード
・SDXCカード
本体サイズ 98×57.9×31.3mm 98×57.9×30.8mm
本体重量 206g 209g

本体デザインはほとんど変わりありません。
ただ、細かなスペックの違いとして以下のようなものが挙げられます。

  • MarkⅡではBluetooth機能が追加
  • MarkⅡはカメラ内だけでRAWファイルが現像できる
  • MarkⅡでは撮影性能が向上

MarkⅡではBluetooth機能が追加

旧機種ではWi-Fi接続だけに対応していましたが、MarkⅡではBluetooth機能が追加されています。

Bluetooth接続はWi-Fi接続よりもバッテリー消費が控えめ。
旧機種に比べて、より長い時間接続できるようになりました。

MarkⅡはカメラ内だけでRAWファイルが現像できる

MarkⅡではカメラ内でのRAW現像に対応。
PCなどを用意せずとも、色調やディティールなどの細かな調整が可能になりました。

スマホ接続を使えば、そのままSNSへの投稿もできます。

MarkⅡでは撮影性能が向上


旧機種G9Xの書林エンジン「DIGIC 6」でしたが、MarkⅡでは「DGIC 7」に進化。

それに伴って、以下の性能が向上しています。

  • 高感度性能
  • 連写性能
  • 手ブレ補正
  • 追尾性能
  • 検出性能
  • MF拡大機能
  • レスポンス

カメラ性能を重視するのであれば、MarkⅡの方がおすすめですよ。

PowerShot G9X Mark Ⅱをおすすめする人・おすすめしない人

「レビュー内容や、ユーザーの評判などをチェックしたいけど、いまいち自分に合った製品かわからない……」
という人も多いはず。

そこで、ここからはPowerShot G9X Mark Ⅱの購入をおすすめする人の特徴・おすすめしない人の特徴を紹介していきます。

購入しようか悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。

おすすめするのはこんな人!

PowerShot G9X Mark Ⅱの購入をおすすめする人の特徴は次の通りです。

  • コンパクトで優秀なカメラを探している人
  • すでにメインカメラを持っていて、サブカメラが欲しい人
  • スマホと接続できるコンデジを探している人

まず、おすすめしたいのが「コンパクトで優秀なカメラを探している人」です。

PowerShot G9X Mark Ⅱ最大の魅力はポケットにも入ってしまうほどのコンパクトさにあります。

また、キャノンが開発していることもあり、解像度も問題なく、初心者の人はメインとして購入するのもおすすめです。

また、「すでにメインカメラを持っている中上級者の人のサブラカメラ」としてもぴったり。

写真目的で出かける場合はメインカメラ、写真を撮るかわからない時はとりあえずPowerShot G9X Mark Ⅱを持っていくというように使い分けられるようになります。

優秀なサブカメラを探している人はぜひチェックしてみてください。

こんな人にはおすすめしない

続いて、PowerShot G9X Mark Ⅱの購入をおすすめしない人の特徴を紹介していきます。

  • そこまで携帯性を重視しない人
  • 広角の撮影を良く行う人

まず、おすすめしないのが「そこまで携帯性を重視しない人」です。

何度も述べているようにPowerShot G9X Mark Ⅱの最大の魅力は高い携帯性にあります。

そのため、携帯性よりもカメラ性能を重視する場合は、他の製品を検討した方が良いでしょう。

また、「広角の撮影を良く行う人」にもおすすめしません。
PowerShot G9X Mark の焦点距離は35mm換算で28〜84mm。

決して画角の広いカメラとは言えないですね。
風景をよく撮影する人は特に気をつけてください。

まとめ

今回はPowerShot G9X Mark Ⅱのレビューを行いました。
PowerShot G9X Mark Ⅱはスマホカメラを超える画質と、優れた携帯性が魅力のコンデジです。

一眼レフと比べると、撮影性能は劣ってしまいますが、抜群の携帯性によってどんな場所にも持っていけます。

コンパクトで持ち運びやすい良いカメラが欲しい人はぜひ購入を検討してみてください。

「いきなり購入するのはちょっと……」
という人はレンタルの利用もおすすめ。

新品を購入するよりも、安い料金で製品を試せますので、気になる人はぜひチェックしてみてください。

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