その他

おすすめのオペラグラス10選!製品選びのポイントや販売メーカーの特徴なども紹介

その他

「ライブなどに便利なオペラグラスという製品があるみたい。だけど、たくさん種類があってどれが良いのかいまいちわからない。自分にぴったりな製品が知りたいな。」
というような悩みを持っている方が多いはずです。

そこまで時間も取れない中、自分だけで製品を探すのはなかなか大変ですよね。

そこで、本記事ではおすすめのオペラグラス10選をご紹介。

他にも製品選びのポイントやメーカーごとの特徴なども解説しています。

\双眼鏡はレンタルも可能!/

オペラグラスとは?通常の双眼鏡との違いを解説


オペラグラスというのは、観劇の鑑賞を主目的として設計されたコンパクトな双眼鏡のこと。

機能性はもちろんのこと、見た目が良くコンパクトで、劇場やホールにも持ち運びしやすいという特徴も。

多くの観劇ファンに愛用されている人気の高いアイテムです。

そんなオペラグラスですが、通常の双眼鏡との違いとしては以下のようなものが挙げられます。

  • プリズムの有無
  • デザイン
  • 価格帯

それぞれ解説していきます。

プリズムの有無

1つ目の違いとして挙げられるのがプリズムの有無です。
通常の双眼式には内部にプリズムを配置しています。

「ケプラー式」などとも呼ばれることがある方式で、遠くの対象物も鮮明に捉えることが可能です。

対して、ほとんどのオペラグラスにはプリズムが搭載されていません。

2枚のレンズだけで拡大するため、色収差が少ないという特徴があります。

ただ、シンプルな構造ということもあり、倍率はそこまで高くなく、2〜4倍の製品がほとんど。

かなり遠くの対象物を観察するのには向いていません。

デザイン

次に異なるのがデザインです。
先ほど説明したいようにオペラグラスの多くにはプリズムが配置されていません。

そのため、コンパクトに設計しやすく、通常の双眼鏡に比べて、サイズの小さい製品が非常に多くあります。

どんな場所にも持ち運びやすく、手軽に使える双眼鏡としてオペラグラスは優秀です。

また、通常の双眼鏡は機能に特化した無骨なデザインが多いのに対して、オペラグラスはおしゃれな見た目のものが多く存在。

機能だけでなく、見た目にもこだわりたい人におすすめできる製品です。

価格帯

価格帯にも違いがあります。
通常の双眼鏡はより見えるようにさまざまな工夫が凝らされています。

かなり遠くの対象物もくっきり見える製品も多くあり、本格的な観察を行い人には非常におすすめです。

ただ、構造が複雑な分、機能性の高いモデルは高価格に設定されています。

なかには10万円を超える製品なども存在しますよ。

対して、オペラグラスは構造が非常に簡単なため、安価な製品が多いという特徴があります。

1,000円以下で購入できる製品も多く、気軽に試しやすいことが魅力です。

オペラグラスを選ぶ際の4つのポイント


続いて、オペラグラスを選ぶ際のポイントをいくつか紹介していきます。
オペラグラスを購入する前には以下のポイントを確認しましょう。

  • 倍率
  • 明るさ
  • 見かけ視界
  • 重量

それでは、順番にポイントを解説していきます。

倍率

オペラグラスを探すときにまず確認したいのが「倍率」です。

製品によってさまざまな倍率が設定されていますのが、大事なのは自分の利用する場所によって最適なものを選ぶこと。

倍率を間違えると、鑑賞に集中できなくなることもあるので注意が必要です。

小規模の劇場、または前の方の席で利用する場合は、2〜4倍ほどの低倍率のモデルがおすすめです。

ほどよく拡大することで全体像を捉えつつ、各演者の表情などをよりしっかり見ることができるため、一層演劇を楽しむことができます。

コンサートなど大規模の会場での利用を考えている場合は、4倍から10倍のオペラグラスを選びましょう。

オペラグラスには高倍率の製品が少ないため、通常の双眼鏡の購入もかなりおすすめです。

明るさ

次に確認したいポイントが「明るさ」です。
暗い会場も多い演劇ではオペラグラスの明るさは非常に重要。

明るさを表す値としては「ひとみ径」や「対物レンズの大きさ」などが挙げられます。

どちらも大きければ大きいほど光を取り込む量が向上。
つまり、視界がより明るく見えます。

同倍率のモデル同士で悩んだ場合は、ひとみ径や対物レンズが大きいモデルを選ぶのがおすすめです。

見かけ視界

3つ目のポイントは「見かけ視界」です。

見かけ視界というのはオペラグラスを通してみたときに見える視野の広さのこと。

視野が広いほど、より全体を把握しやすくなり、さらにライブや演劇などを楽しめます。

見かけ視界は実視界に倍率をかけることで算出することが可能。
迫力を求める人はぜひ確認しておきたい項目です。

重量

確認したい4つ目のポイントはオペラグラスの「重量」。

オペラグラスで利用されるのは観劇やライブなどが多いはずです。

多くのケースで長時間の利用することになるので、本体が重いとかなり疲労感が残ることも。

疲れにくいものを探しているのであれば、できるだけ本体重量の軽いモデルを選びましょう。

製品によってはハンドルが付いているオペラグラスもあります。
付いていない製品に比べて、長時間の使用でも疲れにくいためおすすめです。

おすすめのオペラグラスメーカー


続いて、オペラグラスを販売しているおすすめのメーカーを紹介していきます。
特におすすめなのは以下の2つのメーカーです。

  • オリンパス
  • ビクセン
  • ケンコー

それぞれの特徴について解説していきますので、製品選びに悩んでいる人はぜひ参考にしてみてくださいね。

オリンパス

「オリンパス」は1919年に設立された歴史ある光学機器・電子機器メーカー。

双眼鏡や顕微鏡などに加えて、カメラや内視鏡など幅広い分野の製品を開発しています。

オリンパスが販売する製品は性能が高く、使いやすさにも優れています。

また、無駄のないスタイリッシュなデザインな製品が多いことも特徴です。

ビクセン

1954年創立の埼玉県に本拠地を置く光学機器メーカーである「ビクセン」。

オペラグラスや双眼鏡だけでなく、顕微鏡やフィールドスコープなどさまざまな機器の開発を行なっています。

コンパクトな製品が多く、非常に取り回しが良いことが大きな特徴。

光学性能の高いポロプリズムタイプなど高性能なモデルも販売しています。

ケンコー

「ケンコー」は1957年に設立された光学機器を取り扱う老舗メーカー。

2011年には同じく老舗である「トキナー」と合併し、新たに株式会社ケンコー・トキナーとしてスタートしました。

ハンドルの付いたクラシカルなデザインをしたオペラグラスを取り扱っている点がケンコーの魅力。

機能だけでなく、デザインも楽しみたい人におすすめです。

オペラグラスのおすすめ10選!


それでは、いよいよおすすめのオペラグラス10選を紹介していきます。
今回ピックアップしたのは以下の製品です。

  • ケンコー オペラグラス Applause
  • ビクセン 折りたたみ式オペラグラス
  • ペンタックス UCF R 8×21
  • ケンコー Do Nature 3×28
  • PYKES PEAK 双眼鏡 A138
  • ミザールテック 双眼鏡 CB-101
  • オリンパス 8×21 RC II
  • ビクセン at4 M4×18
  • ケンコー オペラグラス 3×25 ハンドル付き
  • Aomekie オペラグラス 3×25

それでは、解説していきます。

ケンコー オペラグラス Applause

製品名 ケンコー オペラグラス Applause
倍率 6倍
対物レンズ有効径 16mm
見かけ視界 54.6°
明るさ 6.2
アイレリーフ 11.4mm
重量 118g
サイズ 73×23×89mm

舞台やコンサート鑑賞などマルチに使えるコンパクトなオペラグラスです。
通常の双眼鏡よりも視界が横に広いことが特徴。

拡大しつつステージ全体を見渡することができるのでより一層楽しめます。

レンズ部分には非球面レンズを採用し、周辺視野も歪みの少ない像を得ることが可能に。

疲れにくく、長時間の利用でも快適に使うことができます。
フラットなデザインが好きな人にもおすすめの製品です。

ビクセン 折りたたみ式オペラグラス

製品名 ビクセン 折りたたみ式オペラグラス
倍率 3倍
対物レンズ有効径 28mm
見かけ視界
明るさ
アイレリーフ
重量 60g
サイズ 65×116×20mm

次に紹介するのはビクセンが販売するオペラグラスです。

本製品の大きな特徴は製品の中でもトップクラスのコンパクトさにあります。

そのままでも小さいですが、折りたたむことでさらにコンパクトに。
重量も軽く、どんな場所にも気軽に持ち運ぶことができます。

カラーは「ブラック」「ブルー」「グレイ」「イエロー」「ピンク」の5種類。

手に取りやすい価格のため、初めてのオペラグラスとしてもおすすめです。

ペンタックス UCF R 8×21

製品名 ペンタックス UCF R 8×21
倍率 8倍
対物レンズ有効径 21mm
見かけ視界 49.6°
明るさ 6.7
アイレリーフ 13mm
重量 210g
サイズ 83×110×48mm

少し広めの会場で利用したい場合におすすめなのがペンタックスの「UCF R 8×21」です。

8倍の倍率で遠くにある被写体もしっかり確認することが可能。

レンズにマルチコートと高屈折率ガラスBaK4プリズムを使用することで、クリアな視界を実現しています。

ボディ部分にはラバーコートを使うことで、グリップ力と耐久性を向上。

本体サイズがコンパクトで持ち運びやすいことも魅力です。

ケンコー Do Nature 3×28

製品名 ケンコー Do Nature 3×28
倍率 3倍
対物レンズ有効径 28mm
見かけ視界
明るさ
アイレリーフ
重量 68g
サイズ 103×35×67mm

ケンコーが販売する「Do Nature 3×28」 もおすすめのオペラグラスです。
倍率は低めの3倍を採用しています。

手ブレが起きづらく、大人から子どもまでさまざまな人が扱いやすいことが大きな魅力です。

プリズムの無いガリレオ式を使うことで68gという超軽量ボディの実現に成功。

長時間の利用でも疲れにくく、ストレスフリーで利用できます。
落下防止ストラップが付いている点もGood。

PYKES PEAK 双眼鏡 A138

製品名 PYKES PEAK 双眼鏡 A138
倍率 10倍
対物レンズ有効径 22mm
見かけ視界 75°
明るさ 4.8
アイレリーフ
重量 135g
サイズ 100×80×40mm

次に紹介するのがPYKES PEAKの双眼鏡「A138」です。
中央の調整機構を回すことで簡単にピント調整が可能。

遠くの対象物もくっきり鮮明に捉えることができます。
実視界は6.5°と広く、動きのあるシーンでも対象物を追いやすい点も魅力です。

持ち運びに便利なネックストラップも付属しています。
コンサートや観劇だけでなく、スポーツ観戦や野鳥観察にも使えるマルチな1台です。

ミザールテック 双眼鏡 CB-101

製品名 ミザールテック 双眼鏡 CB-101
倍率 6倍
対物レンズ有効径 18mm
見かけ視界 45°
明るさ 9
アイレリーフ
重量 125g
サイズ 78×60×48mm

コンパクトなオペラグラスを探しているのであれば、ミザールテックの「CB-101」がぴったりです。

目に触れる接眼レンズと対象物を捉える対物レンズが直線上に配置されたダハプリズム式を採用。

スマートなデザインをしており、どんなシーンでも使いやすいことが特徴です。

また、フリーフォーカスタイプとなっているので、ピント調節をすることなくすぐにお使いいただけます。

オリンパス 8×21 RC II

製品名 オリンパス 8×21 RC II
倍率 10倍
対物レンズ有効径 21mm
見かけ視界 51°
明るさ 4.4
アイレリーフ 9.5mm
重量 190g
サイズ 108×88×38mm

オリンパスの「8×21 RC II」は機能性だけでなく、デザイン性にも優れたオペラグラスです。

折りたたみ式を採用することで、よりコンパクトに収納可能に。
観劇やライブだけでなく、旅行や登山の際にも活躍します。

小さいボディながら倍率10倍、明るさ4.4など非常に高性能。

各種調整も行いやすく、完成度の高いオペラグラスに仕上がっています。

ビクセン at4 M4×18

製品名 ビクセン at4 M4×18
倍率 4倍
対物レンズ有効径 18mm
見かけ視界 36.8°
明るさ 20.3
アイレリーフ 18mm
重量 145g
サイズ 85×112×40mm

次に紹介するのはビクセンが販売するオペラグラス「at4 M4×18」です。

レンズとプリズム光学面に3層以上の反射を防止するコーティングを施行しています。

極限まで反射を抑えることで、光が漏れるのを防ぎ、明るくクリア視界を実現。

薄暗い場所でも扱えるので、より幅広いシーンに対応できます。

また、55cmという近さでもピントを合わせられるため、付近の草花などの観察にも最適。

マルチに使えるオペラグラスを探している人におすすめの製品です。

ケンコー オペラグラス 3×25 ハンドル付き

製品名 ケンコー オペラグラス 3×25 ハンドル付き
倍率 3倍
対物レンズ有効径 25mm
見かけ視界
明るさ
アイレリーフ
重量 196g
サイズ 55×30×120mm

クラシカルなデザインが美しいケンコーが販売するオペラグラスです。

本製品の1番の魅力はなんといってもこの優雅なデザイン。
観劇や美術館の持つ雰囲気を壊すことなくお使いいただけます。

また、本体に取っ手が付いている点も大きな魅力。
片手でも本体を安定させることができるので、長時間の鑑賞も快適です。

取っ手付きタイプを探している人はチェックしてみてください。

Aomekie オペラグラス 3×25

製品名 Aomekie オペラグラス 3×25
倍率 3倍
対物レンズ有効径 25mm
見かけ視界
明るさ
アイレリーフ
重量 150g
サイズ

Aomekieが販売する取っ手付きのオペラグラス。

3倍というほどよい倍率で、ステージ全体を捉えつつ、演者の表情など細かな部分もしっかり確認することができます。

中央のノブによってピントも簡単に合わせられるので初めてオペラグラスを購入する人でも安心です。

持ち運びに便利な柔らかめのポーチが付属している点も魅力。

無骨なデザインが多い双眼鏡に比べて、優雅なデザインをしているので、部屋のインテリとしてもおすすめです。

おすすめのオペラグラス10選の比較表

ここでは、本記事で紹介したオペラグラスの比較表を記載します。

製品同士の比較を行いたい時などにご利用ください。

製品名 ケンコー オペラグラス Applause ビクセン 折りたたみ式オペラグラス ペンタックス UCF R 8×21 ケンコー Do Nature 3×28 PYKES PEAK 双眼鏡 A138 ミザールテック 双眼鏡 CB-101 オリンパス 8×21 RC II ビクセン at4 M4×18 ケンコー オペラグラス 3×25 ハンドル付き Aomekie オペラグラス 3×25
画像
倍率 6倍 3倍 8倍 3倍 10倍 6倍 10倍 4倍 3倍 3倍
対物レンズ有効径 16mm 28mm 21mm 28mm 22mm 18mm 21mm 18mm 25mm 25mm
見かけ視界 54.6° 49.6° 75° 45° 51° 36.8°
明るさ 6.2 6.7 4.8 9 4.4 20.3
アイレリーフ 11.4mm 13mm 9.5mm 18mm
重量 118g 60g 210g 68g 135g 125g 190g 145g 196g 150g
サイズ 73×23×89mm 65×116×20mm 83×110×48mm 103×35×67mm 100×80×40mm 78×60×48mm 108×88×38mm 85×112×40mm 55×30×120mm

オペラグラスの正しい使い方

続いて、オペラグラスの正しい使い方を紹介していきます。
観劇などをより楽しむためには正しい使い方を覚えておくことが必要不可欠です。

購入したオペラグラスの性能を最大限発揮するためにも覚えておきましょう。

オペラグラスの使い方手順は以下の通り。

  1. 目当てリングを引き出す
  2. 片方の目のピントを合わせる
  3. もう片方の目でピントを合わせる
  4. 目幅を調整する
  5. ピントを合わせる

それぞれ解説していきます。

1.目当てリングを引き出す

まずは「目当てリングの調整」を行いましょう。
接眼レンズに付いているリングを回すことで長さを調節することができます。

メガネを使いたい人は目当てリングを収納したまま、裸眼で使いたい場合はリングを引き出しましょう。

2.片方の目のピントを合わせる

まずは「左目のピント」から合わせましょう。

オペラグラスを左目だけで覗き込み、ピント調整リングを回し、ピントが合うまで調整してください。

3.もう片方の目でピントを合わせる

左目を終えた後は、次は「右目のピント」を調整していきましょう。

先ほどと同様に、オペラグラスを右目だけで覗き込みながら、ピントが合うまで調整してください。

4.目幅を調整する

次は「目幅の調整」を行います。
オペラグラスを両手で持ちながら、自分の目幅とオペラグラスのレンズ位置が合うように動かしましょう。

ポイントは視界が明るくなる位置に調整すること。
目幅の調整を怠る人が多いですが、実は見え方に大きく影響する大事な調整でもあります。

さらに楽しみしたい人は、ぜひ丁寧に調整してみてください。

ここでオペラグラスの初期調整は終了です。

5.ピントを合わせる

調整が終わったらオペラグラスを持って出かけてみましょう。

利用する際は対象物にピントを合わせてから利用してください。

対象物に対してオペラグラスと目が真っすぐになるようにすると、長時間の利用でも疲れにくくなります。

まとめ

今回はオペラグラスについて解説しました。
オペラグラスがあると、いつもの観劇やライブなどがより一層楽しめます。

製品選びに悩んでいる人はぜひ本記事を参考にしながら、自分にあったオペラグラスを見つけてみてください。

また、双眼鏡はレンタルサービスを利用することで試すことができます。

有料ではありますが、新品を購入するよりも安い料金で試すことができるので気になる製品がある人はチェックしてみてください。

\双眼鏡はレンタルも可能!/

タイトルとURLをコピーしました