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instax mini Evoの使用レビュー!アナログとデジタルが融合したチェキカメラとは?

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2021年12月3日から販売が開始されたFUJIFILMの「instax mini Evo」。

高性能なチェキということもあり、その性能や特徴が気になっている方が多いはずです。

そこで、今回はinstax mini Evoのレビューを行っていきます!
instax mini Evoが気になる方、チェキカメラが気になっている方はぜひ参考にしてみてください。

instax mini Evoの基本情報

まずはinstax mini Evoの基本情報から確認していきます。
本製品の主なスペックは以下の通りです。

製品名 instax mini Evo
メーカー FUJIFILM
露光画素数 1600 × 600 ドット(スマホアプリからの場合は800 × 600 ドット)
記録可能枚数 本体メモリー:約45枚(SDカード:1GBあたり約850枚)
電源方式 バッテリー(USB Micro-B)
充電時間 約2〜3時間
本体サイズ 87 × 122.9 × 36 mm
本体質量 約285g

Instax mini Evoは、FUJIFILMが販売している人気チェキシリーズ「instax」の中でも最上位クラスにあたります。

レトロなデザインにも関わらず、最上位クラスらしい豊富な機能を搭載していることが特徴で、チェキが好きな方はぜひとも押さえておきたい製品です。

使ってわかったinstax mini Evoの6つの魅力


続いて、instax mini Evoの魅力をレビューしていきます。instax mini Evoには以下の6つの魅力があることがわかりました。

  • フィルムカメラのような伝統的なデザイン
  • アナログな操作感が楽しい
  • 他のチェキとは違いデータの蓄積ができる
  • 複数のエフェクトによって様々な表現が楽しめる
  • スマホとの連携が可能
  • オプション品が使えるアクセサリーシュー付き

チェキの中でもハイグレードモデルなこともあり、撮影に便利な機能が盛り沢山ですよ◎
それでは、それぞれの魅力について詳しく解説していきます。

フィルムカメラのような伝統的なデザイン

1つ目の魅力は、フィルムカメラのようなデザインにあります。
シルバーとブラックを組み合わせた精巧なデザイン。
金属と張り革という素材感の違いも楽しめる優れた見た目に仕上がっています。

ボタンの数は機能の割には少なく、配置も非常にシンプル。
全体的にすっきりとしたデザインで、どんな部屋にも馴染んでくれるはずです。
クラシカルなデザインが好きな方にはぴったりな製品となっています。

アナログな操作感が楽しい


2つ目の魅力は、アナログな操作感にあります。
本製品は上部に取り付けられている「プリントレバー」を動かすことでプリント可能。

印刷する際には、データがチェキプリントになる模様がアニメーションとして演出されており、実際に現像されるまでのワクワク感が楽しめます。

エフェクトの操作も物理ダイヤルを使って行います。
レンズエフェクトを変更したい場合は「レンズダイヤル」、フィルムエフェクトを変えたい時は「フィルムダイヤル」を利用。

タッチ操作などではなく、あえて物理的なものに機能を割りあてることで、操作がより直感的になり扱いやすくなります。
また、実際に「操作してる感」を強く体験できるので、使っているだけでも楽しい1台と言えるでしょう。

車のマニュアル操作などが好きな方は、かなり満足できるチェキカメラだと思います。

他のチェキとは違いデータの蓄積ができる

データの蓄積ができる点もinstax mini Evoの魅力のひとつです。

従来のチェキは撮影直後に撮影したものをそのまま現像するという方式のものでした。
しかし、本製品では撮影したものをデータとして一時保存。
後から印刷したいものだけを選んでプリントできるので、フィルムが無駄になりにくいという利点があります。

本体内蔵メモリーには約45枚分のデータを保存可能。SDカードにも対応しているため、さらに容量を増やすこともできます。

複数のエフェクトによって様々な表現が楽しめる


4つ目のメリットは、エフェクトによって様々な表現が楽しめる点です。
instax mini Evoでは10種類のレンズエフェクトと10種類のフィルムエフェクトを内蔵。
各エフェクトを組み合わせることで100通りの表現を楽しめます。

さらに画質も従来画質の「instax-Natural Mode」と、鮮やかな発色が楽しめる「instax-Rich Mode」の2種類から選択可能。

設定のお気に入り登録機能もあるため、好みの設定を一瞬で呼び出すこともできます。

クオリティの高い作品を撮影したい方にもinstax mini Evoはおすすめです。

スマホとの連携が可能


instax mini Evoの5つ目の魅力は、スマホとの連携ができる点にあります。
本製品の専用アプリ「instax mini Evo」を用いることで、スマホと本機を接続可能。
スマホと連携させることで以下のことができるようになります。

  • スマホ画像のプリント機能
  • リモート撮影機能
  • プリントした画像の保存機能

チェキ本体だけでも十分便利に扱うことができますが、スマホと連携させることでSNSへのアップなどより多目的な使い方が可能に。

まさにスマホが普及した現代にはぴったりのチェキカメラです。

オプション品が使えるアクセサリーシュー付き

アクセサリーシューがついている点も魅力的です。
instax mini Evoはカメラ本体上部にアクセサリーシューが付属。

ライティングなど通常のカメラのオプション品を利用できます。
加えて、三脚穴もついているので、カメラを固定しての撮影も可能です。

instax mini Evoを使う前に覚えておきたい3つの注意点

次に確認してみてわかったinstax mini Evoを利用する際の注意点を紹介していきます。
覚えておきたい主な注意点は以下の3つです。

  • 端子がUSB Miro-B
  • スマホからのプリントではサイズが異なる
  • プリントしなければアプリからスマホにデータを送信できない

instax mini Evoは魅力的な商品ですが、いくつか気になる点もありました。
事前にチェックしておかないと購入してから後悔してしまうことも。

これから購入する予定の方や、チェキカメラを探している方はしっかり注意点も確認しておき、自分に合った製品かチェックしておきましょう。

端子がUSB Micro-B

まず気になったのは端子がUSB Micro-Bな点。
Instax mini Evoは電池ではなく充電式のバッテリーで駆動するのですが、その充電端子はUSB Micro-Bです。

デザインなどが優れている分、充電端子もしっかりトレンドのものを取り入れて欲しかったというのが正直なところ。
端子の種類が異なるデバイスが多いと使い回しが効かなくなるため、その分、ケーブルが増えてしまいます。

ケーブル類をすっきりさせたい方は気をつけましょう。

スマホからのプリントではサイズが異なる

スマホアプリを用いて印刷した場合、サイズが異なる点にも注意しなければなりません。
本機だけで印刷する時は1600 × 600ドットですが、専用アプリの場合は800 × 600ドットに。

サイズが異なるだけで、かなりプリントした際の印象が変わります。
スマホからのプリントも考えている方は気をつけましょう。

プリントしなければアプリからスマホにデータを送信できない

Instax mini Evoからスマホにデータを送信できると説明しましたが、アプリからスマホに送信できるのはプリントしたデータのみ。

そのため、気軽に撮影データをスマホに送信することはできません。
無線でスマホへの送信を頻繁に行う予定の方は注意しておきましょう。

なお、SDカードを経由してのデータのやり取りは制約なく行えます。
どうしてもチェキ内の大量のデータを送信したい場合は、フィルムを使用せずに済むSDカードでのデータのやり取りがおすすめです。

instax mini Evo の口コミや評判

instax mini Evoに関する良い口コミや評判

まずはinstax mini Evoに関する良い口コミや評判をいくつか紹介していきます。

良い口コミでよく見られた主な意見は以下のようなものでした。

  • クラシカルなデザインが良い
  • 豊富なエフェクトが楽しめる
  • スマホとの連携機能やSDカード対応が便利

まず、最も多く見られたのが、「クラシカルなデザインが良い」という意見です。
instax mini Evoの大きな魅力のひとつであるフィルムカメラのようなデザインはユーザーからも好評。
持っているだけでも嬉しくなるような素敵なデザインですよね。

次によく見られたのが「豊富なエフェクトが楽しい」という意見。
「フィルムエフェクト」と「レンズエフェクト」を組み合わせることで合計100通りのエフェクトが楽しめる点は、やはり多くの方に評価されているようです。

よりクオリティの高い写真が撮れるチェキを探している方は、チェックしてみてはいかがでしょうか。

「スマホとの連携機能やSDカード対応が便利」という口コミや評判も多く見られました。
スマホと連携できるチェキ自体がそもそもあまりありません。

また、SDカードを用意すれば通常のデジタルカメラのようにも使うことができます。
高機能なチェキを探している方におすすめです。

instax mini Evoに関する悪い口コミや評判

続いて、instax mini Evoに関する悪い口コミや評判をいくつか紹介していきます。

悪い口コミや評判では以下のものがよく見られました。

  • チェキにしては価格が高い
  • 充電端子がUSB-Cではないのが嫌
  • プリントしないとスマホに送れないのが不便

まず最も多く見られたのが「チェキにしては価格が高い」という意見です。
チェキはだいたい1万円前後で手に入れることが可能。

対して、instax mini Evoの価格は約26,000円と高めに設定されています。
他のチェキよりも多くの機能を搭載している分、価格も少し高めになっているわけですね。

「充電端子がUSB-Cではないのが嫌」という意見も多く見られました。
instax mini Evoの充電端子はUSB Micro-B。
現在ではあまり見ない端子で正直なところ使いづらさはあるでしょう。

どうしてもケーブルを統一したい方には向いていない製品と言えます。

「プリントしないとスマホに送れないのが不便」という意見も。
本製品の購入を考えている方の中には、何の制約もなしにスマホにデータを送信できると思っている方もいるかもしれませんが、実際はプリントしたデータしか送信できません。

スマホへのデータ送信を頻繁に行う予定の方は注意してください。

instax mini Evoの使い方


最後にinstax mini Evoの使い方を紹介していきます。今回紹介する操作方法は次の通りです。

  • 撮影準備
  • エフェクト操作
  • プリント方法

アナログ的な操作が多めの機種なため、あまりカメラを利用したことのない方は上手く使えるようになるまで少し時間がかかるかもしれません。

しかし、慣れると他のカメラでは味わえないような操作感を楽しめます。
購入した方、もしくは購入を考えている方はぜひ参考にしてみてください。

撮影準備

撮影準備は以下の手順で行えます。

  1. バッテリー充電をする
  2. 背面にあるスライドロックを解除
  3. 目印に合わせてフィルムをセット
  4. 電源スイッチをONにする
  5. フィルムドアを閉じる

忘れてはならないのがフィルムをしっかりセットすること。
当たり前ですが、フィルムがなければチェキプリントを行えません。

外出先でもプリントを行いたい場合は、出かける前に確認しておきましょう。

エフェクト操作

エフェクトを操作したい場合は以下の手順を踏みましょう。

  1. 「レンズダイヤル」を回し、好きな「レンズエフェクト」を選択する
  2. 「フィルムダイヤル」を回し、好きな「フィルムエフェクト」を選択する
  3. お気に入りの組み合わせであれば、「+ボタン」を押すことでお気に入り登録可能

instax mini Evoでは、ダイヤルによる直感的な操作でエフェクトを選択可能。
また、お気に入りの組み合わせを「お気に入り登録機能」によってすぐに呼び出せる点も素晴らしいです。

プリント方法


以下の手順を踏むことで、チェキプリントを行えます。

  1. 再生画面からプリントしたい画像を選択
  2. 本体に取り付けられている「プリントレバー」を引く

たったこれだけのステップで、手軽に画像を印刷することができます。
なお、プリント中にはチェキ本体はできるだけ動かさないようにしましょう。

色が偏るなどして、上手く印刷されないことがあります。

まとめ

instax mini Evoは様々な魅力が詰まった優れたチェキカメラです。
とはいえ、価格が高く、いきなり手を出すのはなかなか厳しいですよね。

特に初めてチェキカメラを使用する人にとってはかなりハードルが高いと思います。
そんな方にぴったりなのがチェキカメラのレンタル。

購入せずとも使用感を試すことができるのでおすすめですよ。

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