カメラコンデジミラーレス一眼レンズ一眼レフ防水カメラ

富士フイルム(FUJIFILM)のおすすめカメラ!後悔しない選び方と”沼”の魅力

カメラ

スマホの写真じゃ、もう物足りない…
SNSで心を奪われる、あの”エモい”写真。その秘密は、富士フイルムのカメラかもしれません。

独特の色合い、手に馴染むデザイン。ただの撮影道具ではなく、日常を特別な瞬間に変えてくれる魔法のような存在。
しかし、いざ選ぶとなると、「種類が多すぎて、何が違うの?」「高い買い物だから絶対に失敗したくない!」と悩んでしまいますよね。

この記事ではあなたに最適な富士フイルムのカメラを見つけるため、スペック表だけでは伝わらない「撮る楽しさ」まで深く掘り下げ、後悔しない一台と出会うお手伝いをします。

\買わずに使う!買う前に試せる!/

レンタル後、返却または購入が選べます

なぜ今、プロも初心者も「富士フイルム」を選ぶのか?

数あるカメラメーカーの中で、なぜ富士フイルムはこれほど熱狂的なファンを持つのでしょうか。その理由は、他社にはない圧倒的な世界観にあります。

編集不要。撮った瞬間、”作品”が完成する「フィルムシミュレーション」


富士フイルム最大の武器、それは80年以上のフィルム製造史が産んだ「色」の魔法。
ボタン一つで伝説のフィルムの色を再現できる「フィルムシミュレーション」は、もはや単なるフィルター機能ではありません。

フィルムシミュレーション 特徴・表現イメージ
Velvia(ベルビア) 見たままの風景を、記憶の中の絶景へと昇華させる高彩度。
PROVIA(プロビア) 日常を忠実かつ美しく切り取る、万能のスタンダード。
Classic Chrome(クラシッククローム) まるでドキュメンタリー映画のワンシーンのような、深みと渋さ。
NOSTALGIC Neg.(ノスタルジックネガ) 70年代のアメリカンニューカラーを彷彿とさせる、どこか懐かしく温かい色調。

撮影後に時間をかけて現像・編集しなくても、シャッターを切った瞬間に感動的な一枚が完成する。この「撮って出し」の圧倒的なクオリティが、多くのクリエイターを虜にする第一の理由です。

撮らされているじゃない。撮っている実感が湧く操作性


多くのデジタルカメラがボタンとメニュー画面での操作を主流とする中、富士フイルムはアナログな物理ダイヤルを大切にしています。

シャッタースピード、ISO感度、露出補正…。カチ、カチとダイヤルを回すたびに、カメラと対話し、光を操っている実感を得られます。
この感覚こそが、写真撮影を「作業」ではなく「趣味」や「表現」へと変えてくれるのです。

ただの道具じゃない。所有する喜びを満たす、芸術的なデザイン


精密な金属の塊感、手に吸い付くようなレザーの質感。往年のフィルムカメラを彷彿とさせるクラシカルなデザインは、単なる撮影機材の枠を超え、持つ人の感性を刺激する工芸品のようです。

首から下げて街を歩くだけで、日常が少し色鮮やかに見える。富士フイルムのカメラは、そんな所有欲まで満たしてくれる特別な存在です。

【後悔しない】富士フイルムカメラの選び方

魅力を理解したところで、次はあなたに最適な一台を見つけるための具体的なステップです。この4つを順番に考えるだけで、驚くほど簡単に候補が絞られます。

  • センサーサイズで決める【Xシリーズ or GFXシリーズ】
  • → ほとんどの方は、小型軽量でレンズも豊富な「Xシリーズ」が最適解です。

  • あなたの「撮りたい!」で決める【目的】
  • → 日常スナップ?子供の成長記録?Vlog?撮りたいものがカメラの性能を決めます。

  • これだけは譲れない!で決める【重要機能】
  • → 「手ブレ補正」は必須?「ファインダー」は欲しい?「軽さ」が一番?

  • 賢く始めるなら?で決める【予算と選択肢】
  • → 新品だけでなく「中古」や「レンタル」も視野に入れると、選択肢は大きく広がります。

この4つのステップを押さえるだけで、迷うことなくあなたにぴったりの富士フイルムカメラが見つかります。
「どのモデルを選ぶべきか分からない…」という不安も解消でき、購入後も後悔のないカメラライフをスタートできます。

【レベル・目的別】富士フイルムおすすめカメラ徹底比較

ここからは、上記の選び方を踏まえ、具体的なおすすめモデルをレベル・目的別に徹底解説します。

【初心者向け】最初の一台に最適!写真がもっと好きになるモデル

ここでは、初心者でも扱いやすく、長く使えるおすすめモデルを厳選して紹介します。
どのモデルも、初めての撮影体験をより特別なものにしてくれるはずです。

FUJIFILM X-S20:動画も写真も、全部やりたい欲張りなあなたへ

有効画素数 約2,610万画素
手ブレ補正 あり (最大7.0段)
ファインダー EVF
液晶モニター バリアングル式
重さ 約491g

現在の富士フイルムで「最初の一台に最もおすすめするなら?」と聞かれたら、多くのプロがこのX-S20を挙げるでしょう。
深いグリップで握りやすく、強力な手ブレ補正とVlogに特化した機能が満載。もちろん静止画の色や描写力は折り紙付き。まさに、今の時代のニーズに応える万能選手です。

こんな人におすすめ
  • Vlogや動画撮影がメイン
  • 手ブレを気にせず撮りたい
  • 難しい操作は苦手

FUJIFILM X-T30 II:小さくても本格派。「撮る楽しさ」を教えてくれる一台

有効画素数 約2,610万画素
手ブレ補正 なし (レンズ側で対応)
ファインダー EVF
液晶モニター チルト式
重さ 約378g

X-S20が「現代的な優等生」なら、こちらは「クラシカルな実力派」。
上位モデル譲りの画質とAF性能をコンパクトなボディに凝縮し、富士フイルムらしいダイヤル操作を存分に楽しめます。「カメラで写真を撮っている」という実感をとことん味わいたいなら、こちらがおすすめです。

こんな人におすすめ
  • まずは写真の腕を磨きたい
  • コンパクトさと画質を両立したい
  • ダイヤル操作に憧れる

【中古で賢く】今だからこそ狙い目!高コスパなエントリーモデル

新品のミラーレスが高騰する中、中古の富士フイルム機はコスパの高さで再注目されています。
デザイン性や発色の美しさはそのままに、十分な画質・操作性を備えたモデルが多く、はじめての一台として今も人気です。ここでは、そんな“中古で賢く選ぶ”高コスパなエントリーモデルを紹介します。

FUJIFILM X-T200 / X-T100:大型モニターが魅力のエントリー機

有効画素数 X-T200:約2,424万画素
X-T100:約2,424万画素
手ブレ補正 X-T200:なし
X-T100:なし
ファインダー X-T200:EVF
X-T100:EVF
液晶モニター X-T200:バリアングル式
X-T100:チルト式
重さ X-T200:約370g
X-T100:約448g

大きなバリアングル液晶が特徴で、スマホのようにタッチ操作で直感的に扱えるモデル。
特にX-T200はAF性能も向上しており、今でも十分通用する実力を持っています。レンズキットが10万円以下で見つかることも多く、コストを抑えて始めたい方に最適です。

こんな人におすすめ
  • とにかく予算を抑えたい
  • 自撮りもしたい
  • スマホ感覚で操作したい


FUJIFILM X-A5:小型軽量でデザイン重視の入門機

有効画素数 2,424万画素
手ブレ補正 なし
ファインダー なし
液晶モニター チルト式
重さ 約361g

シリーズの中でも特に小型軽量を追求したモデル。クラシカルというよりは、よりモダンで可愛らしいデザインが特徴です。
180度回転するチルト式液晶で自撮りも簡単。画質は上位機に一歩譲りますが、「まずはおしゃれなカメラで写真生活を始めたい」という方にぴったりです。

こんな人におすすめ
  • ファッション感覚でカメラを持ち歩きたい
  • 軽さが最優先
  • 難しいことは考えず気軽に撮りたい

【ステップアップ向け】表現の幅を広げる!こだわりの一台

撮影の基礎を身につけたら、次は“作品づくり”を意識したカメラへ。
高解像センサーや自由度の高い操作性を備えたモデルなら、自分の意図を思い通りに反映できます。

風景・ポートレート・ストリートなど、被写体に合わせてレンズを変えながら、より深く“表現する”楽しさを味わえるはずです。

FUJIFILM X-T5:静止画の頂点。写真と向き合うためのフラッグシップ

有効画素数 約4,020万画素
手ブレ補正 あり (最大7.0段)
ファインダー EVF
液晶モニター 3方向チルト式
重さ 約557g

約4020万画素という圧倒的な高画素センサーと、強力な手ブレ補正を搭載。
それでいてボディはコンパクトに抑えられており、富士フイルムが考える「写真機」としての理想を形にした一台です。ダイヤル操作と3方向チルト液晶は、じっくりと構図を決めて作品を撮るフォトグラファーに最高の体験を提供します。

こんな人におすすめ
  • 最高の画質を求めたい
  • 風景やポートレートを作品として撮りたい
  • クラシカルな操作性が好き。

FUJIFILM X100VI:これ一台で完結。孤高のパーフェクトスナップシューター

有効画素数 約4,020万画素
手ブレ補正 あり (最大6.0段)
ファインダー ハイブリッドビューファインダー
液晶モニター チルト式
重さ 約521g

レンズ一体型の高級コンパクトカメラという独特の立ち位置ながら、世界中で熱狂的なファンを持つX100シリーズの最新作。
最新の4020万画素センサーと手ブレ補正を、完成されたデザインのボディに搭載。光学式と電子式を切り替えられるファインダーは唯一無二。レンズ交換の煩わしさから解放され、撮ることだけに集中できる究極の一台です。

こんな人におすすめ
  • レンズ交換はしない
  • 最高の画質でスナップを極めたい
  • ファインダーを覗いて撮るのが好き

【プロ・ハイアマチュア向け】極限性能を追求したフラッグシップ

富士フイルムのフラッグシップモデルは、撮影ジャンルやスタイルに応じて最適な性能を選べるよう設計されています。
ここでは、静止画・動画ともに最高峰の表現力を誇る2つの頂点モデルを紹介します。

FUJIFILM X-H2 / X-H2S:静と動、それぞれの頂点

有効画素数 X-H2:約4,020万画素
X-H2S:約2,616万画素
手ブレ補正 X-H2:あり
X-H2S:あり
ファインダー X-H2:EVF
X-H2S:EVF
液晶モニター X-H2:バリアングル式
X-H2S:バリアングル式
重さ X-H2:約660g
X-H2S:約660g

プロの過酷な要求に応えるべく、堅牢なボディと最新技術を惜しみなく投入したXシリーズのダブルフラッグシップ。
約4020万画素で圧倒的な解像度を誇る「X-H2」と、超高速連写で決定的瞬間を捉える「X-H2S」。スポーツ、野鳥、スタジオ撮影、8K動画制作など、あなたの専門領域で最高のパフォーマンスを発揮します。

こんな人におすすめ
  • X-H2
  • 風景、建築、商品撮影など、最高の解像度を求める方

  • X-H2S
  • スポーツ、動物、航空機など、高速な動体を撮影する方


【番外編】アウトドアで大活躍!タフネスカメラ

「カメラを外に持ち出すと壊れそうで不安…」「海や雪山でも気兼ねなく撮れるモデルがほしい」という方におすすめしたいのが、富士フイルムのタフネスシリーズ。
ここでは、アウトドアや家族旅行など、アクティブなシーンで抜群の安心感を誇るモデルを紹介します。

FinePix XP140:水も衝撃も怖くない!最強の相棒

有効画素数 約1,635万画素
手ブレ補正 光学式
ファインダー なし
液晶モニター 3.0型 TFT
重さ 約207.4g

こちらはミラーレス一眼ではありませんが、富士フイルムが長年培ってきた技術が詰まったコンパクトデジタルカメラ。
「防水25m」「耐衝撃1.8m」「耐寒-10℃」「防塵」という4つのタフネス性能を備え、海や山、雪の中など、ミラーレスカメラでは躊躇してしまうような過酷な環境でも安心して撮影できます。お子さん用の初めてのカメラとしても大人気です。

こんな人におすすめ
  • アクティブな趣味の記録
  • 子供用のカメラを探している


写真はレンズで”化ける”。最初に買うべき「神レンズ」2選

ボディが決まったら、次はレンズです。レンズを変えると、同じカメラでも全く違う写真が撮れます。最初の一本として、間違いのない2本をご紹介します。

XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS:キットレンズの常識を超えた標準ズーム

「ただのセットレンズ」と侮ってはいけません。F2.8という明るさと、隅々までシャープに写る描写力から「神レンズ」とまで呼ばれる一本。
これ一本あれば、広大な風景から背景をぼかしたポートレートまで、ほとんどのシーンを高品質にカバーできます。初心者はまずこのレンズが入ったレンズキットを選ぶのが鉄則です。

XF35mmF1.4 R:”富士フイルムの色”を最も体感できる魔法のレンズ

とろけるように美しいボケ味と、空気感まで写し込むような独特の描写で、被写体がふわりと浮かび上がるような写真を撮ることができます。
設計は古いですが、このレンズでしか撮れない世界があり、多くのユーザーを「沼」に引き込んできた伝説的な一本。「富士フイルムらしさ」を味わいたいなら、絶対に手にしてほしいレンズです。


よくある質問(Q&A)

カメラ選びに慣れていない方の多くが、「どのモデルを選べば失敗しないの?」「中古って大丈夫?」といった疑問を持つもの。
ここでは、実際に購入を検討している方から寄せられるよくある質問をQ&A形式でわかりやすく解説します。初めての一台選びのヒントに、ぜひチェックしてみてください。

Q1. 結局、一番初めに買うならどれがいいの?

A1. 動画も重視するなら「X-S20」、写真の楽しさを追求したいなら「X-T30 II」のレンズキットが最もおすすめです。
この2機種のどちらかを選べば、まず後悔することはないでしょう。

Q2. 中古のカメラって買っても大丈夫?

A2. 信頼できる専門店で購入すれば、全く問題ありません。
保証が付いているものも多く、新品より大幅に安く高性能なモデルを手に入れることができます。特に生産完了したX-T200などは、ゲオなどで中古を賢く手に入れるのがおすすめです。

Q3. 手ブレ補正は絶対にあったほうがいい?

A3. あった方が圧倒的に有利です。
特に、薄暗いカフェや夜景、望遠レンズを使う際に失敗が格段に減ります。
X-S20やX-T5、X100VIに搭載されているボディ内手ブレ補正は非常に強力なので、撮影シーンが多岐にわたる方は、手ブレ補正搭載モデルを優先的に検討することをおすすめします。

まとめ:最高のパートナーを見つけて、日常を作品に変えよう

富士フイルムのカメラは、ただ記録するための道具ではありません。何気ない日常にレンズを向ける楽しさ、自分の手で作品を創り出す喜びを教えてくれる、最高の相棒です。

この記事で「これだ!」と思う一台が見つかったなら、ぜひそのカメラを手に、新しい世界へ飛び出してください。もし、まだ迷っているなら、最後の手段があります。

それは「レンタルして試してみる」こと。
実際に手に取り、シャッターを切ってみることで、スペック表だけでは決して分からない「あなたとの相性」が必ず見つかります。高価な買い物だからこそ、この一手間が後悔しないための最善策です。

\買わずに使う!買う前に試せる!/

レンタル後、返却または購入が選べます

タイトルとURLをコピーしました