2021年10月、「DJI Osmo Action」の後継機種である「DJI Action 2」がDJIから発売されました。
最新のアクションカメラということもあり、気になっている方が多いはずです。
「DJI Action 2ってどんな製品なの?」
「購入する前に確認しておくべき点はある?」
本記事ではこのような疑問を解決するために、「DJI Action 2」の特徴をしっかり解説していきます。
さらには製品を取り扱う上での注意点や実際に使っている方の口コミもまとめていますので、「DJI Action 2」が気になっている方はぜひ参考にしてみてください♪
2021年にOsmo Action の後継機種が発売!

ドローンやジンバルなどで有名な中国メーカーDJIが2021年10月27日にアクションカメラの最新モデルである「DJI Action 2」を発売しました。
手軽に使えるカメラとして人気を博した「Osmo Action」の後継機種ということもあり、多くのカメラファンが待望していた製品でもあります。
旧機種が従来のカメラに近い見た目であったのに対して、本作では正方形のデザインに変更。より本体サイズがコンパクトになり、気軽に持ち運び出せるようになりました。
アクセサリーの接続はマグネット着脱を採用しているため、他のモジュールと簡単に接続することができことも特徴のひとつ。
強力な磁石によって各アクセサリーと接続するので、激しい動きの中での撮影も安心です。
DJI Action 2(カメラユニット)スペック表
| 本体サイズ | 39×39×22.3 mm |
| 防水性 | 10 m(防水ケースなし)、60 m(防水ケース使用時) |
| 重量 | 56g |
| 画面サイズ | 1.76インチ |
| ISO感度 | 写真:100〜6400 動画:100~6400 |
| 電子シャッター速度 | 写真:1/8000〜30秒 動画:1/8000秒〜1/X秒(X:フレームレート設定値) |
| 静止画 最大解像度 | 4000×3000 |
| 動作時間 | 70分 |
DJI Action 2の5つの特徴

ここからはアクションカメラDJI Action 2が持つ5つの特徴を紹介していきます。機能性と軽量性に優れた本製品ならではの魅力が盛り沢山。初心者から上級者まで多くのカメラマンの味方になってくれるでしょう。
手のひらに収まるコンパクトサイズ
DJI Actionの特徴のひとつが、どこにでも手軽に持ち運べるコンパクトなボディ。
本体サイズは39×39×22.3mm、重量は56gとアクションカメラの中でも最小クラスの製品。
ポケットにラクラク収めることができるため、旅行やスポーツはもちろん、散歩中の風景撮影といった普段使い用にも適しています。
本体ボディに軽量アルミニウム合金を採用することで、軽量性を保ちながら、アクションカメラに大事な堅牢性をしっかり確保。
故障しやすいディスプレイ部分やレンズ部分にはゴリラガラスを使用することで、耐久性を高めています。
アルミを使用した本体のデザイン性は非常に高く、所有欲も満たしてくれることでしょう。
4K/120fps &超広角映像が撮影可能
DJI Action 2は、持ち運びやすさと堅牢性をも合わせ持つアクションカメラでありながら、撮影用のカメラとしての性能も優秀です。
最大で4K/120fpsという高精細・高フレートの映像を撮影可能。
趣味の撮影から仕事用としての撮影まで幅広い用途に対応します。
また、DJI Action 2のカメラレンズは超広角FOV。
視野範囲155°という広さで、被写体全体をばっちり撮影可能です。
また、カスタム非球面レンズを搭載することで、広角レンズの特徴である歪みを抑制しています。
補正機能「HorizonSteady」によって激しい動きにも対応
DJI Action 2に搭載されている水平補正機能「HorizonSteady」は、自社の安定化アルゴリズムによって、動きに合わせて水平を保つ補正機能。
本機能によって、サイクリングや車での移動中の撮影などでも、ブレることなく鮮明な映像を撮影可能です。
専用アプリを使えば簡単に編集可能
DJI Action 2は、写真・動画の管理・編集アプリである「DJI Mimo」に対応しています。
スマートフォンと連動させることで、DJI Action 2で撮影した画像や動画の管理と編集が可能。
膨大な容量のファイルも一瞬で転送でき、ファイル管理が苦手な方にもおすすめです。
編集機能では、簡単な編集から本格的な映像まで幅広いニーズに対応。
豊富なテンプレートやフィルター、音楽やステッカーとAI編集機能を使えば、誰でもプロ仕様の本格的な映像を作成できます。
さらに本格的な映像を作りたいのであれば、アプリ内にある「DJIアカデミー」で撮影手法を学習できますよ。
使い方を広げる豊富なアクセサリー
DJI Action 2には使い方を広げる豊富なアクセサリーが用意されています。
現在、発表されている主なアクセサリーは以下の通り。
- フロントタッチ画面モジュール
- 延長ロッド(リモコン付属)
- 磁気ストラップ
「フロントタッチ画面モジュール」は、自撮り撮影をより快適にするアクセサリー。
カメラモジュールの下に取り付けることで、撮影画面を確認しながら撮影できるようになります。
また、モジュール自体にバッテリーも内蔵されているので、160分までバッテリー時間を延ばすことが可能です。
一台でなんでもこなせるアクセサリーが欲しい方には、「延長ロッド(リモコン付属)」がおすすめです。
DJI Action 2の本体に直接接続することで、自撮り棒や三脚として利用可能。
脱着式リモコンも付属しているので、持ちながらの撮影に加え、固定しての撮影など幅広い撮影に使えるようになります。
「磁気ストラップ」を取り付ければ、より手軽な撮影が可能に。
首からぶら下げるだけで綺麗な映像を撮ることができるため、撮影しながら自由に動き回ることができます。
他にも鮮明な接写映像を撮影できるようになる「マクロレンズ」や長時間の水中撮影を可能にする「防水ケース」など、便利なアクセサリーが盛りだくさん!
さまざまなシーンでの利用を考えている方は、ぜひチェックしてみてください。
DJI Action 2を使う上での注意点

どこにでも持ち運べる小型な本体ボディと4K/120fpsの撮影ができるスペックの高さが魅力のDJI Action 2ですが、使用する上でいくつか注意しなければならないことがあります。
購入後に「想定していた使い方ができなかった…」ということにもなりかねませんので、あらかじめ必ず確認しておきましょう。
発熱とバッテリー時間の都合上、長時間の撮影は厳しい
DJI Action 2は、4K/120fpsの撮影自体は可能です。
しかし、このような高負荷の撮影モードで長時間の撮影を行うと本体がかなり発熱してしまいます。
本体を直接持ちながらの撮影を考えている方は注意しましょう。
Action 2は、温度制御システムが搭載されています。
本体が一定の温度を過ぎると自動的に録画が停止されてしまうので、高負荷のモードの長時間撮影は行えません。
長時間の撮影を考えている場合は、本体に負荷がかからない撮影モードに設定をしておくようにしてください。
また、カメラユニット単体のバッテリー時間は最大で70分です。
撮影を行なっていると案外すぐにバッテリーがなくなりますので気をつけましょう。
長時間での撮影では「フロントタッチ画面モジュールを接続する」「撮影設定を下げる」といった対策をしてバッテリー時間を延ばす必要があります。
防水仕様はカメラモジュールのみ
DJI Action 2は、防水仕様のアクションカメラです。
しかし、防水仕様であるのは「カメラユニット」のみ。
「電源モジュール」や「フロント画面モジュール」は防水ではないので、水中での撮影を考えている方は注意してください。
しかし、純正アクセサリーである「防水ケース」を利用することで、カメラユニットと「フロント画面モジュール」または「電源モジュール」を接続したまま水中で利用できます。加えて最大水深60mまでの撮影も可能に。
本格的な水中撮影を行う場合は、防水ケースの利用がおすすめです。
DJI Action 2を使っている方の口コミ
実際にDJI Action2を使用したユーザーの口コミを集めてみましたので、購入の際の参考にしてみてください♪
肯定的な口コミ・意見
DJI Action2 思った以上に小さい。バッテリーの持ちは厳しいけど持ち運びの手軽さ半端ない pic.twitter.com/Qw2oj3OI1I
— Masao Maeda (@brtriver) October 30, 2021
ヨドバシでACTION2触ってきたけど軽くて良い!
欲しいな〜— kera💸𝗪𝗧𝗪ʰⁱᵛᵉ (@walkunaikera) November 1, 2021
DJI Action2はかなり良さげ。めっちゃ軽いし。
Rock Steadyが意外と使える…!GoProのHyper Smoothほど変な制御が入らないのがおいしい。D-CinelikeもGoProのFlatより使いやすい。GoPro HERO10より画質もきれいに見える。 pic.twitter.com/f0fm5k12VT— YOKOTA@NFT✖️ドローン中 (@yokota_a24) November 8, 2021
肯定的な意見で1番多かったのが、本体サイズのコンパクトさに対するものでした。
DJI Action 2は、アクションカメラの中でも最小クラスの製品。
ちょっとしたポケットに入れることができるため、毎日持ち運んで使いたくなりますよ◎
他にも想像以上に画質が良いという口コミもみられました。
持ち運びやすいサイズでありながら、最大4Kの撮影にも対応しているので鮮明な写真・動画を撮影できます。
否定的な口コミ・意見
次にDJI Action 2に関する否定的な口コミを紹介していきます。
GOROmanが言っていたとおりDJI action2かなり熱持つな pic.twitter.com/7coX0TjDKV
— なかまこ/SUNABACO代表 (@nakamakoko) November 8, 2021
DJI Action2 4K30p は熱警告出ながらも30分以上無停止で撮れた。
4K60pは5分50秒で停止。
現時点での結論は60pにすると1080でも熱停止するので5分以上は30pで。ただし高温化では4K注意と言うことになりました。— dmaniax.com – YOUのデジタルマニアックス (@Dmaniax) November 16, 2021
DJI action 2わかったこと
・基本何をやっても熱をもつ。熱停止するかどうかは冷却能力とのかねあい。
・1080p省電力60f & 各種補正offでも充分熱い
・録画中、電池はバッテリーモジュールから優先的に使われていくが、モジュールのバッテリーがなくなるとSDにアクセスできなくなる— たぐろっち (@tagurocchi) October 31, 2021
やはり本体ボディが熱くなってしまうことに対する意見が多くみられました。
特に4K/120fpsのような高負荷撮影では、短時間で熱を持ってしまうようです。
長時間の撮影を考えるのであれば、4KからFHD、120fpsではなく30fpsのようにいくらか負荷を下げる必要があります。
DJI Action 2は毎日持ち運びたくなる素敵なカメラ
本記事ではDJIの新作アクションカメラAction 2の魅力を紹介してきました。
Action 2は、片手にラクラク収まるサイズ感でありながら、本格的な撮影ができる製品です。
日常使いから、映画のような映像までAction 2ひとつで撮影可能。
本製品を持ち運んで、素敵な毎日を記録してみてはいかがでしょうか。


